早稲田大学 化学
入試傾向と対策ポイント
このページでは、早稲田大学の化学の特徴や攻略ポイントを解説しています。早稲田大学を目指す受験生にとっては役立つ情報が数多くありますので、ぜひご覧ください。
早稲田大学の化学入試問題の特徴
抜け目のない基本知識と応用力が問われる
早稲田大学の化学は、無機分野の細かい知識問題に加え、選択に迷わされる正誤問題や、少し難しい化学式なども出題されます。
まずは、徹底した基礎力のアップに努めましょう。
その後は、「化学Ⅰ・Ⅱ重要問題集(数件出版)」レベルの応用問題も含まれる問題集を利用し、やや難度の高い計算問題に対応する力をつけましょう。
実験問題が頻出
早稲田大学の化学は、実験問題の出題頻度が高いです。操作前後の物質の変化や、器具や薬品の名称、操作の手順や留意点、観察事項はおさえておきましょう。
教科書の内容だけでなく、資料集に載っている実験は一通り目を通し、しっかり覚えておきましょう。
ストーリー性の高い独特な問題
早稲田大学の化学は、例年、ストーリー性の高い問題が大問1題出題されています。
この問題では、リード文が長いため、長い文章の中から速読と精読を使い分け、必要な情報を抽出することが必要です。
また、複数の分野にまたがる混合問題として出題されることが多いです。
基礎的な力がついたら、応用問題レベルの問題集を利用して、やや難度の高い問題をこなしましょう。
解答スピードに気を付ける
早稲田大学の理科は、2科目で120分のため、化学にかけられる時間は約60分です。
試験時間に対して、問題数が多く、時間に余裕はありません。
普段から解答時間を意識して演習し、解答スピードを上げていきましょう。