早稲田大学
先進理工学部
化学 入試傾向と対策ポイント
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このページでは、早稲田大学 先進理工学部の化学入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
早稲田大学の先進理工学部を目指す方には化学入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
入試傾向
概要(出題範囲、出題量、出題・解答形式)
理工系学部(基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部)の理科は、2科目・計6題を解答する形式です。科目は学部・学科毎に指定されています。マークシートによる選択式と、結果のみを解答用紙に記入する記述式の2パターンの解答形式です。試験時間は120分です。
出題内容
2015年度から出題範囲は「化学基礎」「化学」となっています。理工系学部(基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部)の理科は、全分野からバランスよく出され、総合問題が必出です。問題自体は基本的な知識と理論が問われます。
理論と有機、無機の一部が頻出です。
理論は、周期表と原子構造の理解をもとにして、化学結合と物質の性質を問う問題がよく出されます。
有機は、元素分析と分子式の決定など有機化合物の構造決定、官能基の性質・反応と示性式・構造式、油脂や脂肪酸の構造、ペプチドの構造やアミノ酸配列について問われる問題が多いです。
無機に関しては、物質の製法・性質、イオン反応・沈殿反応と呈色、錯イオンの生成などが頻出です。
各分野の混合問題の出題や、実験・観察の問題などの出題も多く見られます。思考力を養うような勉強が必要になります。
対策
各論・理論ともに広い範囲から基本的な問題が問われます。そのため、基本的な知識の暗記と理解が必要です。特に、ゴシック体の化学用語、基礎的な法則、無機・有機の物質の性質や製法、化学式、化学反応式などは優先的に基礎を確立させておきましょう。
また、理工系学部(基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部)の化学は出題される分野が決まっているのが特徴です。
頻出の理論・有機・無機は確実に解けるようにしておきましょう。また、実験操作や器具、薬品の問題もよく出る傾向にあります。操作の意味や留意点、器具の名称や使い方、観察事項はおさえておきましょう。
また、理論の比重が大きめですが、計算過程まで求められる場合もあるので、解答にいたるまでの過程を簡潔にまとめる練習も含め計算力の養成に力を入れましょう。
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