東京理科大学
基礎工学部
英語 入試傾向と対策ポイント

東京理科大学・基礎工学部 英語の基本情報

東京理科大学・基礎工学部　英語の傾向

長文読解の特徴

東京理科大学 基礎工学部の英語の試験時間は60分で、大問4、5題の出題です。

工学部が長文2題なのに対し、基礎工学部は少し長めの長文が1題出題される分、設問が多く設けられています。

出題される長文のテーマは、工学部同様、科学技術や生物学など理系らしいテーマが選ばれることが多いです。

設問は、内容説明や内容真偽、空欄補充、語句整序などバラエティー豊かで、総合的な英語の能力が問われるような試験です。

文法・語彙問題の特徴

東京理科大学基礎工学部の英語は、空欄補充問題を中心にして様々な形式の問題を通して総合的な英語の学力を試す試験となっています。

空欄補充問題と一口に言っても、共通語を当てはめる形式の問題もあれば、同じ意味の文になるように書き換える形式の問題もあります。

さらに、記号を選択する問題だけではなく単語を記述する形式の問題もあり、正確なスペリングも必要です。

東京理科大学・基礎工学部 英語で合格点を勝ち取るには

内容一致問題で読みなおしをしない

東京理科大学基礎工学部の長文問題では、最後に内容一致問題が出題されます。

内容一致問題では、7～10個の文章に対して正誤の判断をします。

7～8個の文章は、本文の流れに沿って出題されるため、その文章が何段落目について書かれているのかをチェックしながら本文を読みましょう。

そうすることで精読しなければならない箇所が明確になり、同じ箇所を何度も読み返すことによるタイムロスを防ぐことができます。

その際、段落の要旨を素早く掴むために、リード文である1文目は必ず精読しましょう。

参考書を1冊完璧にする

東京理科大学 基礎工学部の英語では、長文、会話文、文法問題すべてで、単語を問う問題が出題されます。

中には単語の意味が分からないと解答できない問題も含まれるので、単語に強くなっておきましょう。

入試頻出問題が多いので、「即戦ゼミ」や「Next stage」などの参考書を利用して、文法や語法・イディオムの知識をつけておきましょう。

単語帳は何冊も手を出すのではなく、自分で決めた１冊をマスターすることが重要です。

1冊を何度も解き、間違えやすい問題は付箋を使ってチェックしておきましょう。

過去問の活用

東京理科大学基礎工学部の英語は、試験時間60分で、長文問題が中心の問題構成になっています。

時間内にすべて解ききるには、時間を意識した解答が必要です。

過去問にあたる際は、時間を測って解き、時間配分をうまくできるようにしましょう。

また、他学部や、工学部の過去問も利用するとよいでしょう。