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早稲田大学
社会科学部
国語 入試傾向と対策ポイント

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国語対策

このページでは、早稲田大学 社会科学部の国語入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
早稲田大学の社会科学部を目指す方には国語入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

早稲田大学 社会科学部 国語の入試傾向

基本情報

試験時間 60分
大問数 2題
解答形式 マークシート式
その他 2016年度よりやや難化

大問の内訳・内容

大問 項目 解答形式 備考
1 長文読解 マーク 評論文                 
題材は松澤和宏「生成論の探求」
2 長文読解 マーク 現古漢融合
題材は藤原克己『菅原道真詩人の運命』・紫式部『源氏物語』・紀貫之『古今和歌集』に載る和歌・菅原道真『菅家文草』

試験時間が60分、時間的余裕はあまりない

社会科学の国語は、分量に対し、時間が少ないため、速読力が求められます。

古文は物語・歌論が頻出

社会科学部の古文では、他学部よりも、物語・歌論が頻繁に出されます。「和歌の口語訳」や、「和歌の修辞についての問題」が出され、重要古語・修辞技法の正確な知識が問われます。 また、文学史が出題されることもあります。

早稲田の中でも特殊な融合問題

早稲田の国語の特徴である融合問題の中でも、社会科学の国語の融合問題は特殊です。現・古融合文、または現・古・漢融合文が出題されており、「古典原文の引用の多い評論を出題し、古文に関わる設問を問う」形式になっています。

早稲田大学 社会科学部 国語の対策

評論文の論理展開を素早く捉える

試験時間が60分と短いため、解答にスピードが求められます。評論文を読む上で、論理展開を素早く把握することが大切です。展開が変わった段落などにチェックを入れるなどし、文章の構造を整理していきましょう。

融合問題に慣れる

社会科学の国語の過去問はもちろんのこと、他学部の過去問の融合問題を数多く解き、融合問題の形式に慣れておくことは必須です。慣れることで、「古文と現代文の関係性」や「解答のヒント」を文章中から見つけ出しやすくなります。また、解答スピードも上がるため、ほかの問題に時間を割くこともできます。

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