慶應義塾大学
商学部
数学 入試傾向と対策ポイント
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このページでは、慶應義塾大学 商学部の数学入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
慶應義塾大学の商学部を目指す方には数学入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
慶應義塾大学商学部 数学の入試傾向
基本情報
試験時間 | 70分 |
---|---|
大問数 | 4題 |
解答形式 | マークシート式+記述式 |
大問の内訳・内容
大問 | 項目 | 解答形式 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 三角関数/指数関数・対数関数、数列 | マークシート式 | |
2 | 二次関数、微積分法 | マークシート式+記述式 | ⅲは証明問題 |
3 | ベクトル | マークシート式 | |
4 | 場合の数・確率 | マークシート式 |
2017年度、慶應商学部数学の入試問題は大幅に難化しました。出題範囲は、数学Ⅰ・Ⅱ、A(場合の数と確率、整数の性質、図形の性質)・B(「数列」・「ベクトル」)です。
2016年度までの傾向として試験時間に対し問題量が多いとされてきましたが、残念ながら難化しても相変わらずの問題量です。
解答は例年、マーク式がほとんどで、一部記述式です。まれに図示問題が出題されます。記述を求める長文問題が出題されるのも慶應商学部数学の大きな特徴と言えます。
大問1は2.3問の小問から成る小問集合です。三角関数や数列、対数、複素数などが出題されています。2017年度は三角関数と数列が出題されました。
残りの大問では「ベクトル」、「微分・積分」が頻出です。次いで「場合の数と確率」、「数列」の出題が目立ちます。慶應商学部の数学は全体を通すと、全範囲からまんべんなく出題されています。
慶應義塾大学商学部 数学の対策
解けるものから解く
2016年度まで、慶應商学部の数学は7割を目指したい標準的な問題の集合でした。しかし2017年度はいつになく低得点争いとなったことは明白です。
今後もずっとこの傾向が続くのかは分かりませんが、こういった場合でも、「みんなあんまり出来ないだろう」と思い落ち着いて試験に取り組むことです。
出来ないことでパニックに陥り、結果ほとんど手をつけられずに終わるよりも、「各大問の(1)は取る」といった意識で、視野を広くして解けそうな問題をひとつでも多く得点しましょう。問題の多さに助けられ、落ち着いたらできる問題を必ず得点してください。それが数学の勝敗の分かれ目です。
2017年度でしたら、ⅡとⅣの前半がそういった問題であったでしょう。
いずれにせよ、難解であった2017年度の慶應商学部の数学の過去問を隅まで理解しておくことは当日お守りとなるかもしれません。
結局基本が大切
……と、難解であった2017年度の入試ですが数学の基礎力がないと何も始まりません。
小問集合は全範囲からまんべんなく出題されるので、苦手単元があると、得点できない問題が出てきてしまいます。そのため、苦手単元を克服することが大切です。
苦手単元を克服するには教科書を見直すことが適しています。教科書の、定義・定理の説明、例題・章問題などを一通り見直せば、理解の抜けていた単元を確認することができます。理解の抜けていた単元はしっかり復習し、穴埋めしていきましょう。苦手克服のコツは分からなくなった単元まで戻ってやり直すことです。ただ、苦手になってしまう原因は人によって様々で、苦手を克服するための対策も人により変わります。
ですから、より効率的に、かつ確実に苦手克服をするには、慶應 商学部の傾向に詳しい人に教えてもらうと良いでしょう。どうすれば解けるようになるのか、苦手克服のポイントを慶応 商学部の傾向と現状の学力に合わせて指導してくれるので、大きな成果をあげることができます。
長文問題は過去問で万全の対策を
商学部独自の数学の入試形式であるⅢのような長文問題はかなり手をつけにくい印象を受けます。過去問を活用してこの形式に慣れておきましょう。
計算量に対応する
慶応 商学部の数学の計算問題で得点するには、難しい計算をミスなく解くことが必要です。
難しい計算をできるようにするには、各単元の計算のポイントを押さえておくことです。例えば、「場合の数と確率」では、各数字の階乗の数値を覚えておくこと、「積分」では正負の符号に注意することが挙げられます。計算のポイントを押さえることで、難しい計算問題も解くことができます。
計算量は多ければ多いほど、ミスをする可能性が高くなるので、計算ミスには注意が必要です。ミスなく解くには、ポイントとなる箇所のメモを取るなど、自分なりにルールを作るのもよいでしょう。「難しい計算もできること」、「ミス無く計算できること」ができれば、周りと差をつけることができます。
解法パターンに多くふれることがポイント
2016年度までについて言えば、一見難しい問題も多いですが、解法パターンを暗記していれば十分解答できます。なぜなら、ほとんどの場合、解法パターンに数値・文字を当てはめて、計算すれば正答にたどり着けるからです。また、解法パターンを暗記していれば、考える時間を短縮できるので、数学の試験時間を有効活用できます。
解法パターンを暗記するには、模範解答や解説を利用すると良いでしょう。模範解答や解説には、教科書では紹介されていないポイントが多く掲載されています。ですから、数学の問題演習ばかりに取り組むのではなく、模範解答や解説を熟読したり、書き出したりしてみましょう。
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