上智大学 生物
入試傾向と対策ポイント
このページでは、上智大学の生物の特徴や攻略ポイントを解説しています。上智大学を目指す受験生にとっては役立つ情報が数多くありますので、ぜひご覧ください。
上智大学の生物入試問題の特徴
あいまいな知識を残さない
上智大学の生物では、正誤問題、誤文判定問題が必ず出題される傾向があります。これらの問題では、正しいもの、もしくは間違っているものをすべて選ばなければならないため、あいまいな知識では太刀打ちできません。加えて、上智の生物は問題数が多いため、問題数を考慮すると、正誤問題に時間を多く割いている余裕はありません。正誤をすぐに判断できる正確な知識をつけるために、繰り返し何度も学習してください。
長文問題が必出
上智大学の生物では、長文問題が例年出題されています。長文問題では、暗記した知識を利用し、問題文を読んで考察できる力が必要になります。まずは基礎知識をしっかりと頭に入れましょう。知識の暗記を一通り終えたら、参考書や問題集で問題演習を繰り返し、知識のアウトプットの仕方を練習しましょう。
学部ごとに対策を行う
上智大学の生物は、総合人間科学部 看護学科と理工学部で実施されています。しかし、設問内容の傾向がそれぞれ異なっています。例えば、看護学科では、医療に関連して「動物の反応に関する問題」が多く出題される傾向があります。しかし、この傾向は理工学部ではあまり見られません。
そのため、上智大学であっても、看護学科は理工学部の過去問演習はあまり有効とは言えません。当たり前のことですが、自分の受験したい学部・学科に集中して、その過去問にしっかり取り組んでください。プラスαとして、学部・学科の入試特性をより理解したい場合は、看護学科は他大学の看護学科の、理工学部は他大学の同じような傾向を持つ学部の生物の過去問に取り組むとよいでしょう。