法政大学
グローバル教養学部
日本史 入試傾向と対策ポイント
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このページでは、法政大学 グローバル教養学部の日本史入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
法政大学のグローバル教養学部を目指す方には日本史入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
概要(出題範囲、出題量、出題・回答形式)
古代~近代まで、まんべんなく出題されます。現代史の出題はほとんど見られません。
例年、大問4題の出題です。解答数は50個程度になります。
解答形式は、空所補充・下線部関連問題の語句選択、記述問題、文章の正誤判定問題、50~80字の論述問題です。
とくに、正誤判定問題が多いことに特徴があります。
出題内容
時代別では、原始・古代、中世・近世、近世、近代から各1題ずつ、出題されます。
分野別でみると、社会経済史、対外関係史、政治史、文化史などが出題されています。
史料問題で題材となる史料は、教科書や史料集に掲載されていないものの可能性が高いです。
論述問題は必出です。これまでに、「元禄の貨幣改鋳」「鎌倉・南北朝期の主語の件減」「天皇機関説」「糸割符制度」などが出題されています。
対策
法政大学の日本史は、全体的に標準的なレベルになっています。ただ、一部に難問も見られるので注意が必要です。
そうは言っても、基本問題を確実に得点することができれば、合格点に届くことは出来る構成になっています。これから、法政大学の日本史で合格点をとるための対策についてお話ししていきます。
前述の通り、標準的な問題がおいので、なによりも教科書を徹底して学習することが最も有効な対策になります。
精読する際には、図表や脚注にもしっかり目を通してください。人名・事件名・重要歴史用語などは、教科書の説明だけでは不十分な部分もあるので、用語集を併用すると良いでしょう。『日本史B用語集』(山川出版社)がおすすめです。重要用語は、その用語単品で覚えるのではなく、他の用語との関連性や因果関係も掴むようにしてください。
史料問題が毎年出題されています。史料問題は、教科書・史料集に掲載されていないものの出題がほとんどです。初見の史料に当たることを覚悟しておいて下さい。初見の史料を読み解く力を養うことが必要ですが、それほど身構えなくても構いません。設問内容は標準的なので、教科書・史料集に掲載されている史料に一通り目を通しておくようにしましょう。
基本的な重要歴史用語をきちんと覚えていれば、史料の文中からキーワードが拾えるはずです。キーワードから、史料がどの時代に出されたものなのか、どういった歴史的事件に関係があるものなのかを掴めるようにしておきましょう。
法政大学の日本史では、論述問題が必須です。この論述問題が、合否に大きく影響すると考えられます。字数も50~80字とやや多めなので、十分な対策が必要です。
論述のポイントは、大きく分けると3つあります。
1.出題者が何を聞いているのか
2.出題者がどんな解答を求めているのか
3.必要なキーワードを入れて、過不足なくまとめる
この3点を意識して取り組むようにして下さい。とくに、1、2の出題者の意図を正しく理解していないと、せっかく解答を書いても的外れなものになってしまいます。
まずは出題者の意図を理解し、論述の中に盛り込むのに適切なキーワードを選出しましょう。その上で、実際に手を動かして文章化してみてください。
論述問題は、実際に書いてみなければ上達しません。最初から完璧な回答が書けるわけではないので、あまり身構えずに取り組むようにしましょう。大切なのは、書いた後に「何が足りなかったのか」「何が余計だったのか」「どこが間違っていたのか」をしっかり分析することです。一人で論述の良し悪しを判断するのは難しいので、身近な先生の手を借りるようにしましょう。添削を受けると受けないとでは、全く上達の速度が変わってきます。
以上のように、法政大学は全体的には標準的な内容です。点数を稼ぐのにそれほど苦労はしませんが、それは周りの受験生も同様です。標準問題で確実に得点するのはもちろんのこと、難問でどれだけ得点を稼げるか、論述問題でどれだけ点数を取れるかが合否の分かれ目です。
教科書でしっかり基本を押さえた後は、論述対策にはとくに力を入れて取り組むようにしてください。
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