法政大学
グローバル教養学部
地理 入試傾向と対策ポイント
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このページでは、法政大学 グローバル教養学部の地理入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
法政大学のグローバル教養学部を目指す方には地理入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
概要(出題範囲、出題量、出題・回答形式)
地理Bからの出題で、例年大問3題の出題です。
空欄補充の問題が大半を占めます。そのほか論述問題も毎年出題されています。
試験時間は60分で、十分解き終えられる問題量です。
出題内容
世界の地誌、地史は頻出です。中国、インド、ロシアなど発展途上国からの出題が中心ですが、イギリスの地史の出題があり、先進国も若干出題されています。
国内については農業や水産などの産業に関する出題が中心ですが、ある特定の地域の地形図の読み取りが出題されたこともあります。
自然環境に関する出題や時事問題もやや目立ちます。氷河や火山などに加え、温暖化などの環境問題の出題量が年々増えてきています。時事問題は紛争などの国際情勢や環境に関する出題が多くを占めています。
解答は選択肢を記述する形式と、名称などを記述する形式があり、やや選択形式が多いです。論述は20文字~40文字程度の文字数制限がされているものが中心ですが、「解答欄の枠内であれば字数は問わない」(2010年度本試験より)という形式でも出題されています。この文字数制限のない問題の解答欄はおよそ横15センチ、縦2.5センチの解答欄でした。
対策
世界地誌が頻出なので、各国の整理が必要です。発展途上国からの出題が目立つので、重点的に学習しておくと良いでしょう。暗記する際、物事を関連付けて覚えると定着しやすいです。
例えば、ロシアは緯度が高く、気温が低いです。したがって体温を上げる効果のあるアルコールの消費量が多く、特に地酒であるウォッカの消費が多いことにつながります。このように「気温が低い」ことと「アルコール消費量が多い」ことを独立させず、話につながりを持たせると「アルコール消費量が多い」ことを簡単に覚えられます。
そのほか、暗記には図を描くことも効果的です。世界地図を書き写し、重要項目を書き入れて、定着を図りましょう。書き切れないものは大陸別、国別に図を改めて作るのも良いでしょう。例えば、イタリア国土の図を描き、イタリア南部と北部の特徴をそれぞれの地域に書き入れます。こうすると、学習内容が定着し、南北の違いを把握しやすくなります。資料集は図も多いので、活用してください。
日本に関してはある特定地域から出題がされることがあります。教科書のレベルを超える知識問題もありますが、地形図の読み取りなどその地域の知識がなくても解ける問題もあります。ですので、等高線や地図記号など地形図の読み取りはかならず出来るようになっておきましょう。等高線の理解や地図記号は教科書レベルで対応できるものばかりなので、教科書を徹底しましょう。地図記号は成り立ちや起源を一通り確認しておくと、暗記も定着しやすくなります。
時事問題が頻出なので、教科書や問題演習以外で情報を得る必要があります。当然、教科書や問題集に最新の出来事の情報はないためです。テレビや新聞、ラジオ、ポータルサイトなど自分に合った情報の取り方で、絶えず情報を仕入れてください。
なお、論述は書き手の意図と受け手の解釈に差が生まれやすいです。書き手の伝えたい気持ちが先行してしまうことなどが理由ですが、解答に必要なキーワードを選び出し、相手に伝わる表現を心がけましょう。論述の形式は多岐にわたっていますが、適切な言葉を用い、伝えるという点は共通です。必ず実際に書き出し、確認をしてください。しっかり伝わっているか先生に確認し、添削してもらうのも良い対策法です。
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