青山学院大学
法学部
日本史 入試傾向と対策ポイント

青山学院大学法学部　日本史の入試傾向

基本情報

大問の内訳・内容

出題範囲が近現代に限定されている

青学法学部の日本史は、2014年度までは出題範囲が17世紀以降と限定されていましたが、2015年度から限定がはずれました。しかし大学ホームページによると、2018年度入試では以前同様の出題範囲指定が復活するとの記載が見られます。国際政治経済学部と同様に、学習がしやすい反面、難度の高い試験になることが予想されます。

政治・経済・外交史が頻出

青学法の日本史では政治・経済・外交の分野からの出題が多くなっています。近年では、外交史から、それに関する資料を読ませたり、政治・経済史などに発展させて総合問題になっている場合が多いです。なので、幅広い・深い学習を心がけましょう。

青山学院大学法学部　日本史の対策

基本は教科書

青学法の日本史は、全体的にみて難易度の高いです試験です。ただ、教科書レベルの標準的な問題も多いので、基本的には教科書中心の学習をしましょう。まずは流れや背景事象を押さえながら、こうした問題を確実に正解することを意識した学習を心がけましょう。学校によっては戦後史など現代史の学習が後回しになる場合もあるので、そうした場合は先取りをしておく必要性も出てくるでしょう。

経済史・外交史の対策はしっかりと

満遍なく学習するのと同時に、経済史・外交史などの要注意分野は特に意識して対策してほしい。資料集などで条約文に目を通したり、時期ごとに、外交・経済の特徴をしっかりと整理しておくと良いでしょう。

史料問題対策

青学法の日本史では2016年、2017年と連続して史料（多くが初見と思われる史料）が出題されています。まずは、史料問題対策として教科書に載っている史料はもちろん、資料集を読み込んで、重要語句や大切な文章を押さえましょう。また、史料の解説文などに目を通しておくことによって、史料とそれが書かれた時代に対する理解が深まり、初見の史料の読解にも役立つでしょう。