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こんにちは、家庭教師のメガスタディ・教務の三浦です。
このたびは「大東文化大学・入試傾向と対策ポイント」ページにお越しいただきありがとうございます。
大東文化大学の場合、学部ごとに入試傾向は全く異なります。
つまり、どの学部を受験するかによって、取るべき入試対策も全く異なるということです。そして、的確な入試対策をするためには「情報」がとても重要です。
そこで、このページでは、大東文化大学の学部ごとの入試傾向と、科目ごとの対策のポイントをまとめました。
大東文化大学 入試の特徴やトレンド
大東文化大学の英語は、大問4題での構成となっており、長文読解、会話文、空欄補充などが出題される傾向にあります。解答形式は全て選択式です。文章の量はそれほど多くありませんが、様々なジャンルからの出題となるため、多岐にわたって対策を行うようにしましょう。長文読解では、内容一致の問題が出されるため、速読力だけでなく正確に読み取る力も身につけましょう。問題のレベルとしては、標準的であるため、まずは基礎を徹底することが大切です。
また、国語は大問2題での出題となっており、選択式での解答となります。漢字の書き取りや空欄補充、内容説明などが出題される傾向にあります。扱われる作品の系統は決まっておらず、様々な内容の文章が出題されるため、長文読解の演習を行う際はジャンルが偏らないように気をつけましょう。
ここでは、科目ごとの入試傾向・難易度・対策ポイントを掲載しています。合格への最短ルートは、この出題傾向に即した受験勉強をすることです。現時点で合格圏に届いていない方は、大学受験成功のヒントがきっとあるはずです。ぜひ参考にしてください。
英語
仏教・法・文・経営・医療健康科学・経済学部
「英語I」・「英語II」・「リーディング」・「ライティング」から出題。長文読解問題は2題、総設問数は50問前後の構成です。
知識問題では基礎的な単語や語句の意味、文法、発音、アクセントが出題されます。教科書や標準レベルの参考書で、基礎を固めることがポイントです。
長文読解では4択問題が出題。内容は標準的ですが設問数が多いので、時間配分に要注意です。また、パターン化された入試英語ではなく、口語英語や身近な題材に、馴れておくことも大切です。
グローバル・メディア・スタディーズ学部
基本的に「英語I」「英語II」「リーディング」から出題。400語前後のやや長い引用文1題、200語前後の短い引用文1~2題で構成されています。理解力を問う長文読解中心です。設問と解答の指示は英語で書かれています。
単なる暗記力だけでなく、文脈から文意をつかむ力、論理的思考力、グラフや図から情報を読み取る力が求められる試験です。
国語
仏教・法・文・経営・医療健康科学・経済学部
GMS学部以外は、「国語総合」の範囲から出題されます。漢字などの知識問題、現代文、古文という構成で出題されます。
知識問題では、漢字・四字熟語・慣用句などが毎年必ず出ます。
現代文は、明治時代~現代までの評論や小説・随筆などが出題されます。評論は、文芸評論だけでなく、文化論や文明論などが出ることもあります。随筆では、作者の意見を正しく理解しているかが問われます。小説は、登場人物の会話だけでなく、動作・情景描写から、心理や人物像を読み取る問題です。読解力・論理的思考力が求められます。
古文は上代~近世まで、物語・説話・随筆・和歌・俳諧など、さまざまな分野から出題されます。例年、基礎語句の解釈が出ます。また、前後の文脈から、行動した人物やその理由を判断する問題もあります。文法・文学史・古語単語の知識・敬語を現代文で表現する力が求められます。
グローバル・メディア・スタディーズ学部
現代文2題構成。古文・漢文は出題されません。問題文はメディアや情報・グローバル社会についての論説文・評論文です。論理的思考力だけでなく、漢字・熟語などの知識の有無も問われます。
世界史
高校の教科書中心の内容です。ただ、様々な視点から問われるため、難しく感じる受験者もいるでしょう。解答形式は、全学部統一日程入学試験では全問マークセンス方式。一般入学試験T方式・S方式では、マーク方式と用語記述式(2割程度)の併用です。
単に暗記力だけでなく、総合的な理解力・思考力を問う問題が問われます。出題分野は、東洋・西洋の政治史・社会経済史・文化史・考古学などです。これに、東西交渉あるいは東洋と西洋の比較、各国史・地域史、多国間交渉史などの要素が加わります。問題文が長いものがあるので要注意です。また、地図・写真などから情報を読み取る問題も出るので対策が必要です。
日本史
古代・中世・近世・近現代から各1題ずつ出題されます。問題形式は、全学部統一日程は、マーク式、一般入試T方式・S方式はマーク式と記述式の併用です。
教科書の本文だけでなく、注記・史料・図版・図表・年表・説明文などからも出題されます。また、史上の事件・人物・用語などを、歴史の流れのなかで位置づけて把握することも大切です。
政治・経済
政治分野と経済分野から2題ずつ、計4題構成。政治・経済の融合問題が出題されることもあります。教科書からの出題が基本ですが、知識を活用して現代社会の様々な事象を読み解けるかどうかが問われます。
教科書だけでなく、新聞やニュースを見るなどして、社会で起こっている事象の因果関係を、過去との比較などをしながら理解を深めることがポイントです。
地理
高校の教科書を中心に基礎知識を問う試験です。マーク方式が中心ですが、記述式も出題されています(1・2割程度)。
地形図・統計表・グラフを読み取る問題も出題されるので、対策が必要です。
また、短文や図による解答が求められるので、図表を読み取る力だけでなく、地理的思考力・表現力・初歩的な計算力も問われます。
数学
仏教・法・文・経営・医療健康科学・経済学部
数学は、地歴・公民(政経)と共に、選択できます。出題範囲は、新課程の数学I、数学II、数学Aおよび数学B(数列・ベクトル)です(各1題ずつ)。また、配点の高い問題では、考え方や途中式を評価するために、小問に分かれています。
解答形式は、マーク式が大半です。解答を記入させる問題や作図問題が出ることもあります。
なお、大問内の設問の出題は、易しい問題順になっています。ですので、最後の設問まで解き終えてから次の大問に進むよりも、各大問内で前半に出題される問題を先に解いた方が効率的に得点できます。
グローバル・メディア・スタディーズ学部
数学I、数学II,数学A、数学Bからまんべんなく出題。基礎的な内容だけでなく、論理的思考力が問われます。また、図形分野では、代数や幾何の理解や判断が求められます。公式を原理原則から理解すること、正確な計算力を身につけることがポイントです。
大東文化大学 対策可能学部一覧
- 文学部(日本文学科、中国学科、英米文学科、教育学科、書道学科)
- 経済学部(社会経済学科、現代経済学科)
- 外国語学部(中国語学科、英語学科、日本語学科)
- 法学部(法律学科、政治学科)
- グローバル・メディア・スタディーズ学部
- 国際関係学部(国際関係学科、国際文化学科)
- 経営学部(経営学科)
- 環境創造学部(環境創造学科)
- スポーツ・健康科学部(スポーツ科学科、健康科学科)
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