成蹊大学
経済学部
世界史 入試傾向と対策ポイント
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このページでは、成蹊大学 経済学部の世界史入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
成蹊大学の経済学部を目指す方には世界史入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
傾向
成蹊大学 経済学部(一般入試[A方式])の世界史は、大きく3つの特徴があります。
・社会経済史が頻出
・近現代史中心
・正誤問題が多い
こうした傾向に合わせ、成蹊大学 経済学部(一般入試[A方式])の世界史で合格点を取るための対策を、これからお伝えしていきます。
出題範囲
古代~現代の範囲で出題されます。西洋史・東洋史共に出題があります。
難易度
出題量
大問5~7題の出題です。小問は50題前後あります。。2016年度は大問数5つ、回答数50題でした。時間内に解き終えるには、スピーディーに解かなければなりません。
出題・解答形式
全てマークシートによる選択式問題です。記述式問題はありません。
出題内容
古代~現代の範囲で出題されますが、近現代史の出題が多くなっています。
西洋史・東洋史共に出題されますが、西洋史に重点が置かれた内容です。ヨーロッパ史やアメリカ史を中心に、ロシアやラテンアメリカからも出されます。東洋史は、イスラーム史を中心に、中国史からの出題もあります。
分野別にみると、政治史を中心に社会史や文化史からも出されます。文化史は、宗教関係の問題が出されやすい傾向があります。
対策
社会経済史
経済学部という学部の特性上、社会経済史の問題が多く出されます。この分野の問題は、「人」と「物」の移動についての問題が頻出です。「東西貿易」、「土地制度の移り変わり」、「ヨーロッパの農奴解放」などに関する基本事項はしっかり整理しましょう。
基本事項の理解には、用語集を活用しましょう。用語集は、山川出版社の『世界史B用語集』や三省堂の『詳説 世界史用語辞典』がおすすめです。持ち運びに便利な小さいサイズのものなので、移動中などの隙間時間に学習できます。
ただ、用語集を使っても、独自の対策だけでは時間がかかって大変です。試験の傾向や、ポイントがつかみにくい場合は、成蹊 経済学部の世界史に詳しい人に対策を講じてもらうと良いでしょう。
近現代史対策のポイント
近現代史は、出題量が多いので、この分野の出来が合否を左右すると言っても過言ではありません。ただ、2015年度は例年と比べて、近現代史の出題が少なかったため、2016年度は近現代史の比重が増えるかもしれません。
近現代史対策のポイントは、国際関係史の年代を整理しておくことです。歴史事項の年代配列を問う問題や、細かい年号の知識が必要な問題が出されるので、しっかり流れをつかんでおきましょう。
成蹊経済学部の世界史では、第二次世界大戦後の現代史についても多く問われます。現代史は、あまりボリュームの多い範囲ではありませんが、その分、細かな知識を問う問題が多く、難問も出題されます。教科書だけでなく、用語集を活用して知識を広げていきましょう。特に、冷戦や紛争、地域統合の分野は出題頻度が高いので、重点的な学習が必要です。また、普段から、国際政治・経済のニュースにも注目しておくこと良いでしょう。
ただ、学校によっては、現代史を授業であまり深く扱わない場合もあります。そのような場合は、独自に対策を進めるか、成蹊経済学部の世界史の傾向に詳しい人の手を借りるのも良い対策です。押さえておくべきポイントを絞って教えてくれるので、無駄なく合格に必要な力を身につけられます。
正誤問題は根拠を大切に
正誤問題は、かなりの量が出されます。そのため、合格点を取るには、正誤問題を攻略しなくてはいけません。
正誤問題を解くためのポイントは2つあります。
1つ目は、問題の形式に慣れておくことです。演習を繰り返し、多くの問題にあたるようにしましょう。演習をする際に役立つのが、センター試験の問題です。センター試験の問題は、全てマーク式の選択問題であり、正誤問題が多く出されています。難易度も標準的で、成蹊経済学部の出題形式に近い形で出題されているので演習には最適です。過去5年分程度の過去問を解き、演習量を増やしておきましょう。
2つ目のポイントは、「なぜその選択肢を選んだのか」という根拠を明確にして解くことです。
根拠を明らかにせず、ただ、問題をこなすだけの演習は意味がありません。「なぜその選択肢を選んだのか、なぜ他の選択肢は誤っているのか」を全ての選択肢について説明できるようにすることが大切です。わからなかったり間違ったりした問題は、そのままにせず必ず復習しましょう。
ただし、復習の時に、問題や選択肢を1つ1つに教科書で確認していては時間がかかりすぎてしまいます。成蹊経済学部の入試傾向に詳しい人に解説をしてもらうと、傾向に合わせてポイントを絞った指導をしてくれます。問題集の解説ではカバーできないところまで教えてくれるので、効率よく合格に直結する力を身につけられます。
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