日本大学
文理学部
数学 入試傾向と対策ポイント

概要（出題範囲、出題量、出題・回答形式）

日本大学 文理学部の文系学科の試験時間は、英語と選択科目1科目を合わせて、120分です。数学はその選択科目として選べる科目のひとつです。
問題形式は、全問空所補充形式で、マークシートで解答します。出題量は大問3題。出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B（確率分布と統計的な推測を除く)」です。

出題内容

日本大学 文理学部の文系学科の数学は、基本～標準レベルの入試問題といえます。設問が空所補充形式で、誘導が丁寧なので、設問の流れに沿っていけば、ほぼ解答できるでしょう。大問1が小問集合となっていることもあり、出題範囲内からまんべんなく、さまざまな分野が出題されます。

対策

基礎をマスターする

日本大学 文理学部の文系学科の数学は、全範囲からまんべんなく出題されており、いずれの単元も基本問題や、1度は見たことのあるような典型的な問題が中心です。そのため、教科書に載っている公式・定理など、すべての基本事項を徹底的に理解することが最優先です。基本事項を押さえたら、教科書の例題に取り組み、基本問題や典型的な問題の解き方を練習しましょう。
また、空所補充形式の設問は、設問の誘導に従って解法を考えなければいけません。教科書の例題を一通り解けるようになったら、章末問題やさまざまな観点から解く問題に挑戦し、多様な解法を身につけましょう。

ミスをしない計算力が必要

文理学部の文系学科の数学では、すべての問題が空所補充問題で、一見簡単なように思えます。しかし、空所補充問題は部分点が無いため、解法が正しくても、計算ミスにより結果が正しくなければ得点することができません。そのため、最後まで手を抜かず、ミスなく解ききる計算力が求められます。普段からミスのない演習を心がけるとともに、検算をする習慣を身につけることが望ましいです。

概要（出題範囲、出題量、出題・回答形式）

日本大学 文理学部の理系学科で実施される数学は、試験時間90分、大問4題の出題となっています。大問4題のうち最初の2題は全理系学科共通で空所補充の小問集合ですが、残り2題は学科ごとに異なる問題が用意されています。空所補充問題は全問マークシートに記入する解答方式です。
残りの大問2題について、地球システム科学科、物理生命システム科学科・化学科では空所補充問題が出題されています。一方、数学科・情報システム解析学科・物理学科では計算過程まで記述する記述式問題となっています。出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B（統計とコンピュータ、数値計算とコンピュータを除く）・C（確率分布、統計処理を除く）」となっています。

出題内容

全般的に難問は見られず、基本～標準的なレベルの入試問題といえます。傾向としては微分・積分が重視され、極限値や面積を求める問題が頻出しています。そのほか、ベクトル、数列、指数・対数関数、場合の数と確率などの出題も多いです。

対策

基礎をマスターする

日本大学 文理学部の理系学科の数学は、小問集合が出題されることもあり、幅広い範囲から様々な分野が出題されています。しかし、いずれの設問も基本問題や、1度は見たことのあるような典型的な問題がほとんどです。そのため、教科書に載っている公式・定理など、すべての基本事項を徹底的に理解することを最優先として学習しましょう。基本事項を押さえたら、教科書の例題や章末問題で、基本問題や典型的な問題に取り組み、いろいろな解法を身につけましょう。

「微分・積分」問題の対策をしよう

日本大学 文理学部の理系学科の数学では、微分・積分が頻出のため必ず対策を行いましょう。微分・積分は原理原則の理解が大変重要です。教科書を読みこむことや、例題や章末問題を徹底して取り組むと良いです。問題演習に取り組む際は、解法のパターンを把握することを意識しましょう。微分・積分は、増減表の扱いや最大値・最小値の特定の仕方など、解法がある程度限られています。この解法パターンをつかむことができれば、問題をパターンに当てはめることで、多くの問題が解けるようになります。