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慶應義塾大学
法学部
英語 入試傾向と対策ポイント

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英語対策

このページでは、慶應義塾大学 法学部の英語入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
慶應義塾大学の法学部を目指す方には英語入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

慶應義塾大学 法学部 英語の基本情報

試験時間 80分
大問数 4~5題
解答形式 全問マークシート法
頻出単元 会話文・論説文・誤り指摘など

慶應義塾大学・法学部 英語の傾向

長文読解の特徴

長文読解の大問は、例年大問4・5で出題されます。大問4は300~500語、大問5は800~900語程度の文章が出題されます。

設問もすべて英語で書かれているので、時間内に解き切るのはかなり困難です。

出題テーマは、母子家庭や食生活といった社会的な問題がよく取り上げられます。

設問の内容は、内容真偽や内容説明、空所補充などが中心です。

「正しくないもの」を選ぶ問題もよく出題されていますので、注意しましょう。

文法・語彙問題の特徴

2017年は4年ぶりに発音問題が出題され、2018年は発音に加えてアクセントの問題も出題されました。

また、空欄補充式の会話問題も例年出題されます。

読解問題だけでなく、文法・語彙問題への対策も欠かせないといえるでしょう。

慶應義塾大学 法学部 英語で合格点を勝ち取るには

「細部の精読」と「全体の文脈把握」の両立が求められる

法学部の問題の典型例が、名詞や接続詞の「空所補充問題」です。

「空所補充問題」は、空欄の前後の段落や文章を読んだだけでは、正解できない構造になっています。

もし、文脈や流れを1つ読み間違えると、その後の設問も総崩れになる恐れがあります。

法学部では、「全体のつながりや整合性の把握」と「細部を掘り下げて考えること」を両立できる、高度な論理的思考力を持つ人材が求められることも背景にあります。

オールラウンドな英語力を鍛える

時間内にすべての問題に答えるには、論説文を速読する練習をしておくことが絶対条件です。

しかし、第1問や第2問では発音や文法の細かい知識が問われ、第3問では会話表現の知識も問われるので、長文速読だけではなく、発音、文法、会話文などのオールラウンドな英語力を鍛える必要があります。

会話文は、経済学部同様に、長文並みの読解力が求められる難しさです。

インタビューや、討論形式の会話文が出題されます。

「質疑応答の組合せ」、「人物と主張の組合せ」といった他にない異色の設問がかなり出題されるので、対策が必要です。

日頃から新聞に目を通しておく

長文は、「法学部らしい」テーマは出ません。

これは、法学部が、多様な人材を集める入試制度方針をとっていることにも起因します。

そのため、長文読解は、時事・科学技術・環境・医療など、多岐にわたる社会問題がテーマとして、取り上げられます。

随筆や架空の国の物語の一部が出たり、小説の要約文が出たりすることもあります。

毎年現代の社会問題がとりあげられるので、日頃から新聞に目を通しておくのがよいでしょう。

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