慶應義塾大学
経済学部
小論文 入試傾向と対策ポイント
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このページでは、慶應義塾大学 経済学部の小論文入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
慶應義塾大学の経済学部を目指す方には小論文入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
出題傾向
試験時間60分
1つの課題に対して2つの設問という形式
2013年度を除き2017年度まで例年その形式でした。
解答字数は例年600字程度
設問Aが200字以内、設問Bが400字以内といった形式がほとんどです。
課題文を読んだ上で、内容説明と意見論述をする形式
設問Aで課題文に登場する概念を説明、設問Bで具体的な論点が提示され、これに対して意見論述をさせる形式になっています。
高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う
テーマは社会学的な内容のものが多いです。
対策
日頃から知識の幅を広げ、考える力を養う
課題文の内容自体は、特別難解ではありません。しかし、扱われているテーマについて、普段から考えたり、本を読んだりしていないと、十分に理解するのは難しいと言えます。できるだけ新書などにも目を通し、知識の幅を広げておくようにしてください。社会で表面化している現象だけでなく、そのテーマの歴史的背景まで深く考察する力が求められています。 その上で、自分の意見を展開できるようにしておかなくてはいけません。日頃から、さまざまなテーマに関心を持ち、問題意識を持って、考える力を養っておいた方が良いでしょう。
課題文の量は多いので、まずは読解力が必要です。知識の幅を広げつつ、読解力を養うよう、多くの読み物にあたって下さい。読解力を養うには、「現代文の応用問題」や「課題文のある小論文の過去問」などが役立ちます。
内容を的確に要約する力を身につける
また、慶應大学経済学部の小論文は、課題文を読んだ後に、内容説明をする必要があります。課題文の内容を的確に要約する力が必要です。要約はいきなり出来るようになるものではないので、しっかり練習を積んで下さい。まずは、評論や随筆などを読んで、50字程度で要旨をまとめる練習から始めてみて下さい。新聞記事の社説などを使って練習するのも有効です。
身近な人に添削してもらうことで、的確な要約かどうかを判断する
要旨となるのは、筆者の主張や結論部分になります。文中から、それらを的確に探せるようにして下さい。具体例・筆者の体験談などは要約の際には必要となりません。具体例・体験談部分と、主張・結論部分の区別をしっかりつけられるようにしましょう。ただ、的確に要約出来ているかどうかの判断は、自分一人では難しいと言えます。誰かに読んでもらい、意味が通じるかチェックしてもらうか、身近な先生にしっかり添削してもらうようにしてください。
自分の考えを端的にかつ論理的に表現する練習を積む
ある程度要約が出来るようになったら、論述練習に入りましょう。まずは自分が主張したいことの中心を決め、それに沿って論を組み立てて下さい。「何をどういう順番で、どれだけの量述べていくか」、プロットをきちんと組み立ててから書き始めるのがポイントです。自分の意見を述べるだけでなく、その意見を強め、説得力を増すことができる材料(具体例・体験談等)も用意しましょう。意見論述としては字数が少ないので、コンパクトに表現することが大切です。プロットの段階で、かなり作り込むようにしてください。
設問を正しく理解する
慶應大学経済学部の小論文は、課題文を「特定のキーワードをもとに理解する問題」、「関連する具体的な話題について、意見論述をする問題」が出題されることが多いです。また、設問の条件が細かく設定されているため、まずはそれをしっかり押さえることが必要です。時間的に厳しく焦ってしまうのもわかりますが、設問を正しく理解することが解答への近道だと思ってください。演習を繰り返す際に、設問を正しく理解することをしっかりと意識しましょう。
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