成蹊大学
経済学部
英語 入試傾向と対策ポイント

傾向

成蹊大学 経済学部（一般入試 [A方式]））の英語は、大きく３つの特徴があります。

・長文読解は内容把握問題が中心
・文法、語彙問題は「語の定義」問題が必出
・会話文問題が必出

こうした傾向に合わせ、成蹊大学 経済学部（一般入試 [A方式]）の英語で合格点を取るための対策を、これからお伝えしていきます。

出題範囲

発音・アクセント、文法・語彙、読解が出題されます。

難易度

出題量

例年大問6題が出題されます。そのうち、読解が3題、文法・語彙が2題、会話文が1題出題されます。

出題・解答形式

解答はすべてマークシート方式です。

出題内容

読解は、空所補充、内容説明、内容真偽、同一用法、同意表現などが出題されます。
文法・語彙は、語の定義（英単語の意味を英語で説明され、説明に該当する単語を選ぶ）が出題されます。
会話文は、空所補充が出題されます。

対策

長文読解で高得点を取る方法

成蹊 経済学部の英語は長文読解が中心となるため、長文読解の対策をするのが最優先です。しかし、やみくもに長文読解演習をすれば良いというわけではありません。成蹊 経済学部の長文読解は、細かな箇所を問う設問よりも、文全体の内容把握を問う設問が中心なので、全体の概要をざっと把握する読解力が必要です。
そのためには、パラグラフリーディングを身に付けることが重要です。パラグラフリーディングとは、段落ごとに要点をつかみ、文章全体の要旨を把握する読み方です。段落の最初と最後に要点が書かれていることが多いので、段落の最初と最後に注目して読むクセを付けましょう。
また、問題を解くときは、設問で聞かれていることを先に把握して、注目すべき箇所を意識しながら問題文を読むようにしましょう。普段から、長文読解演習ではパラグラフリーディングと効率の良い設問の解き方を実践することが大切です。
ただし、パラグラフリーディングは、現状の学力によって、やり方やスピードが変わってきます。全体像をざっと把握する方法に自信の無い受験生は、成蹊 経済学部の傾向に詳しい人に、自分に合った対策法を指導してもらうのも手です。

文法・語彙力を身に付けるポイント

読解で得点するために、文法力や語彙力を養うことも重要です。
文法対策の教材は、瓜生豊・篠田重晃編著『大学受験スーパーゼミ　全解説　実力判定　英文法ファイナル問題集　標準編』（桐原書店）などがオススメです。レベルが標準的で、成蹊 経済学部の対策に適しています。
語彙対策としては、宮川幸久著『英単語ターゲット1900』（旺文社）などがあります。
また、「語の定義」問題が必出なので、英単語の意味を、「英語の説明で理解できる力」を付ける必要があります。
対策ポイントは、普段から英英辞典を使うことです。単語がどのように説明されているかに関心をもって勉強を進めることが大切です。
さらに、成蹊 経済学部の傾向に詳しい人に、頻出の語彙などを教えてもらって勉強を進めるのも良いでしょう。頻出の語彙を熟知しているので、狙われやすいものを優先して、効率良く覚えることができます。

会話文問題は満点を目指す

会話文問題は他の大問に比べて易しいので、ぜひ満点を目指して、他の受験生と差を付けたいところです。
傾向としては、会話文というより読解文に近く、文法知識や熟語を問う問題が中心です。特に、熟語などの知識を問う設問が多くなっています。会話文問題で得点を取るには、熟語集を活用することがポイントです。演習教材としては、花本金吾氏著『英熟語ターゲット1000』（旺文社）などが良いでしょう。
会話文問題で満点を目指すなら、成蹊 経済学部の傾向に詳しい人に、会話文問題の対策を講じてもらうのも良い方法です。扱われやすい題材や、良く問われる熟語などを教えてもらえるので、より満点を目指しやすくなります。