日本大学
文理学部
化学 入試傾向と対策ポイント

概要（出題範囲、出題量、出題・回答形式）

日本大学　文理学部の化学の出題範囲は「化学基礎・化学」となっています。
例年大問5～6題の出題で、全問記述式です。

出題内容

大問1は小問集合での出題が続いています。
そのため、理論、無機、有機の全分野から幅広く出題されています。
基本～標準問題が中心です。
化学反応式や構造式を書かせる出題も見られます。

対策

全分野の学習を早めに一通り終わらせる

日本大学 文理学部の化学は、出題範囲が幅広いです。まずは教科書の基本事項を抑えましょう。その後、自分の苦手な分野を洗い出し、問題集などを使って徹底的に演習を繰り返しましょう。特に有機分野は学校での学習が遅く、学習し終えるのが入試直前になることが多いです。
過去問題にあたる時期には、苦手分野をなくしておくことが望ましいです。

問題を反復して演習する

問題を見たら、すぐに解法が思い浮かぶように、演習を何度も反復することが重要です。
問題集は次々に新しい問題集に手を出すのではなく、まずは1冊を完璧にしましょう。
標準レベルの力がついたら、過去問、及び難易度の高い問題集で演習を行います。
この際も、解いた問題はやりっぱなしにせず、日々復習して自分の力につなげていきましょう。

化学反応式や化学式が頻出

教科書で書かれているような化学式や化学反応式が、例年出題されています。化学式・化学反応式は、その後の計算問題にも使われることが多々あるため、少しの暗記間違いが致命傷になります。よく扱われる化学式・化学反応式はノートにまとめ、正確に覚えましょう。